駐在夫のスリランカ日記

仕事を辞めて日本を飛び出した男の雑記

駐在「夫」への挑戦。仕事を辞める勇気。

結婚してすぐに妻が仕事で海外へといきました。

結婚して1年と少しが経ちますが、海外で初めて一緒に生活することになりました。

別々で生活することを選んだ1年

この1年と少し、お互いのキャリアのことを考え「まずは1年間」国境を超えての別居を選択しました。

会えない不安や寂しさもありましたが、お互いのためと思っての選択でした。

しかし、覚悟していたものの日本と海外では時差もありますし、お互いの生活の様子が見えません。特に海外での生活は不安もありますので、私としては連絡が取れないとそわそわする日々を送っていました。

これからのことと休職のこと

そして海外赴任の2年目が見えてきたころ、私たちは「今後どうするか」で度々議論しては衝突しました。

海外に来て欲しいけど、仕事のことを考えると来ない方が良いのではないかという妻の矛盾した思いもありました。私としては来て欲しいなら着いて行くという気持ちを持っていました。仕事のことは不安もありましたが、休職制度等使えばなんとかなるだろうと思っていたからです。

 

しかし私が働いていた会社は傷病や出産、育児以外での休職はNGでした。上司と度々話し合いを重ねましたがどうにもならず、私が妻の元へ行く場合は「退職」が避けられない状況となりました。こうなると妻の意見は「来ない方が良い」となりました。せっかく結果も出てきているのだから、日本に居た方がいいのではないかという気持ちが強くなったようです。また1人で海外にいてもやる事が限られることも懸念していました。実際かなりメンタルをやられている駐在妻の姿も見ているようです。

しかし1年間の別居を経て、2人に共通してあった気持ちは「一緒に住みたい」でした。

最終的にはこの気持ちにしたがって、私は仕事を辞め、日本を飛び出したのです。

 

今を生きる。私の選択。

仕事を辞めることに抵抗はもちろんありました。友人や家族からは心配されたり、止められることもありました。しかし、他の誰のものでもない人生、決めるのは私です。日本に留まるか海外で一緒に生活するか、ワクワクする方を選びました。勇気は入りましたが、全てを捨てて今を生きています。今後のキャリアについてですが、時間はたっぷりあるので国家資格に挑戦したり、現地でインターンシップに参加したりして考える予定です。ウェブでの仕事も始めたので今は少しだけ収入が入ってきました。

 

将来のことを考えると不安はありますが、いまはこの生活を精一杯楽しもうと思います、そしてその先に自分の生き方を見つけることができればと思っています!